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女子大生殺害事件 体の傷は数十か所 強い殺意か 大阪 大東
女子大生殺害事件 体の傷は数十か所 強い殺意か 大阪 大東
28日、大阪 大東市のマンションで女性が殺害された事件で、女性の体にあった傷は数十か所にのぼることが分かりました。警察は強い殺意があったとみて調べるとともに、同じ時間帯に下の階で起きた火事で死亡した男性について関連を捜査しています。

28日、大東市のマンションの3階の部屋で、この部屋に住む大学4年生の吉岡桃七さん(21)が殺害され、同じ時間帯に下の階で起きた火事で40代の住人とみられる男性1人が死亡しました。警察は29日午前から現場検証を行い、当時の詳しい状況を調べています。

警察のこれまでの調べで部屋のベランダにはしごがかけられ、そのはしごを使って3階から2階に降りて部屋に入る人物の姿が目撃され、その直後に火事が起きたということです。

また、女性の部屋には凶器とみられるバールのような鈍器や刃物がみつかったほか、女性の頭や体にあった殴られたり切られたりしたような傷は数十か所にのぼることが分かりました。

さらに玄関の外側ではドアを固定するためのストッパーがみつかっていて、ドアが開かないように置かれた可能性があるということです。

警察は何者かが強い殺意を持って犯行に及んだとみて調べるとともに、同じ時間帯に起きた火事で死亡した男性について関連を捜査しています。



【日時】2021年04月30日 19:26
【ソース】NHK